少しづつ外の気温も下がってきて空気も乾燥する季節になってきました。総務省消防庁によると火災の原因上位は「たばこ」「ストーブ」「電気器具」です。その中でも電気器具にみられるトラッキング現象と呼ばれる聞きなれないものがあります。

コンセントの差し込み部分にほこりが溜まりそこに湿気が加わり絶縁状態が悪くなり火花放電が繰り返され発火する現象のことをいいます。家具の裏などほこりが溜まりやすく掃除がしにくい場所、洗面、キッチンなど湿度が高く水を使用する機会が多い場所などは注意が必要です。

日ごろから電気、火気を使用する器具などは点検するようにしましょう。また家庭には設置義務のない初期消火に有効な消火器などを用意しておくこともおすすめします。